好きな人とは、いつも一緒にいたい。けれど同時に、ひとりの時間も欲しいと感じてしまう自分に、戸惑うことはありませんか。
ずっと一緒にいることは、長続きする関係の条件ではありません。むしろ、離れている時間にも信頼が保てる2人のほうが、結婚後も穏やかに続いていきます。
名古屋で結婚相談所エグゼクティブマリアージュ結yunaを営む私(宇野ユウナ)のもとには、「ひとりになりたいと思うのは冷めているからでしょうか」というご相談が届きます。この記事では、心地よい距離感の考え方と、婚活のうちに確かめておきたい相性の見方をお伝えします。
その戸惑いは、距離感の基準がまだ言葉になっていないからです
はじめに、いくつ当てはまるかを見てみてください。
- □ お相手から毎日連絡が来ないと不安になる
- □ 会えない時間があると、愛情を疑ってしまう
- □ ひとり時間が欲しいと思う自分に、罪悪感がある
- □ 結婚したら常に一緒にいるべきだと思っている
恋愛や結婚というと、「いつも一緒」が理想のように語られます。けれど最近は、Living Apart Together(LAT/深い信頼関係を持ちながらも、それぞれの時間や空間を大切にする関係のこと)という考え方も注目されています。
大切なのは、距離があること=愛情がない、ではないという視点です。

結婚はゴールではなく日常の連続です。
最初から心地よい距離感を意識しましょう。
ずっと一緒を求めてしまうのは、連絡や回数を愛情の証しに見ているからです
恋愛をすると、多くの方が安心感を求めます。だからこそ、連絡頻度・会う回数・一緒にいる時間を、愛情の証しのように感じてしまいます。
けれど本当は、一緒にいる時間の長さと、心のつながりの深さは、必ずしも同じではありません。むしろ、不安を埋めるためだけにお相手とつながろうとすると、関係が苦しくなることもあります。
ひとり時間が欲しいのは、冷めているからではありません
婚活をしていて、「好きだけれど、たまにはひとりになりたい」という気持ちに戸惑う方がいらっしゃいます。それは、冷めているとか愛情が薄いということではありません。
人にはそれぞれ、心を整えるための時間があります。
- 読書をする時間
- 趣味に集中する時間
- 何もしない時間
- 自分と向き合う時間
そうした時間があるからこそ、人は心の余裕を取り戻せます。そして結果として、お相手にも優しくなれます。

充電の時間は、お相手に笑顔で向き合うための思いやりの時間でもあります。
依存と安心感は、お相手が見えないときに信頼できるかで分かれます
恋愛では時々、依存と安心感が混同されます。
- □ 常につながっていないと不安になる
- □ 返信が遅いと苦しくなる
- □ お相手の予定がいつも気になる
こうした状態は、一見すると愛情が深いようにも見えます。けれど実際は、お相手がいないと自分の心が安定しない状態になっていることもあります。
本当の安心感とは、お相手が見えていないときにも信頼できることです。そして、自分自身の心も自分で整えられることです。
婚活そのものが前に進まないと感じている場合は、なぜ私の「婚活」はうまくいかない?在り方を整える5つの視点で、在り方の側から整理しています。

離れていてもお互い幸せに過ごせていると信じられるのが、本当の安心感です。
長続きする2人は「一緒の時間」と「ひとりの時間」の両方を大切にしています
長く続くパートナーシップには、共通点があります。それは、一緒にいる時間と、ひとりの時間の両方を大切にしていることです。
具体的には、次のような関係です。
- 趣味や友人関係を尊重できます
- お相手の自由を必要以上に制限しません
- 会えない時間も信頼できます
- 自分の世界を持っています
- 一緒にいる時間を大切にできます
これは距離がある関係ではありません。お互いが自分を大切にできるからこそ、お相手も大切にできる関係です。

自立している2人ほど、久しぶりに会ったときの会話が弾みます。
結婚後のすれ違いは、価値観の違いよりも「話せないこと」で起こります
結婚すると、生活が近くなります。だからこそ、距離感の違いが表面に出てきます。
ひとり時間が欲しい方と、常に一緒にいたい方では、心地よさの基準が違います。ここで大切なのは、どちらが正しいかではありません。
大事なのは、違いを知って、すり合わせられるかどうかです。結婚生活では、価値観が違うことよりも、その違いを話せないことのほうが大きな問題になります。
真剣交際に進んでからのすり合わせについては、成婚までつながる「真剣交際の進め方」仮交際との違いも解説で流れを整理しています。
婚活で見ておきたいのは、条件よりも距離感の相性です
婚活では、条件や会話の盛り上がりに目が向きやすいものです。けれど実は、距離感の相性もとても大切です。
たとえば、次のような視点です。
- 連絡頻度の感覚は近いか
- ひとり時間への考え方はどうか
- 自由と信頼を両立できるか
- 不安を言葉で共有できるか
こうした部分は、結婚後の安心感に大きく関わってきます。

交際中に、あえて連絡をしない日を作ってみると相性が見えてきます。
まとめ|本当に相性がいい人は、離れている時間も安心できる人です
- ずっと一緒にいることは、長続きする関係の条件ではありません
- 連絡の数や会う回数を愛情の証しにすると、小さな変化で心が揺れます
- ひとり時間は、お相手に優しく向き合うための充電の時間です
- 依存と安心感は、離れているときに信頼できるかどうかで分かれます
- 結婚後のすれ違いは、違いそのものよりも、話せないことで起こります
本当に相性がいい人とは、24時間ずっと一緒にいたい人とは限りません。むしろ、離れている時間も安心できる人です。
会えない時間に、不安ではなく信頼が育つ。ひとりの時間も、お互いの人生も大切にできる。
そして、一緒にいる時間を心から楽しめる。そんな関係は、恋愛だけでなく結婚後も長く続いていきます。
結婚とは、ずっと一緒にいることではなく、お互いが自分らしくいながら、一緒に人生を歩むことです。同じ空間にいながら、それぞれ別のことをしていても気まずくない。
そんな無言の心地よさを感じられるお相手こそ、生涯のベストパートナーかもしれません。
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エグゼクティブマリアージュ結yunaでは、条件のすり合わせだけでなく、その奥にある距離感や価値観にも丁寧に寄り添っています。
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よくある質問(FAQ)
Qひとりの時間が欲しいとお相手に伝えると、嫌われそうな気がします。うまく伝えるコツはありますか?
コツは、お相手を拒絶しているのではないことをセットで伝えることです。「〇〇さんのことは大好きですが、今週は少し仕事がバタバタしていて、頭をリセットするためにひとりの時間が欲しくて」など、自分の状態を正直に話してみましょう。あなたのリフレッシュの時間を笑顔で尊重してくれる方かどうかも、大切な相性の見極めになります。
Q私は常に連絡を取り合いたいタイプで、お相手はひとりの時間を大切にしたいタイプです。この場合、結婚は難しいでしょうか?
タイプが違うからといって、諦める必要はありません。大切なのは、どちらの価値観が正しいかではなく、お互いの妥協点を見つけられるかです。「夜の22時以降は自由時間にするけれど、朝と夜の挨拶LINEだけは欠かさない」といったルールを二人で話し合って決められる関係であれば、結婚してからも乗り越えていけます。
Q婚活中、お相手のひとり時間へのスタンスを見極めるにはどうすればよいですか?
休日の過ごし方や、これまでのライフスタイルをカジュアルに聞いてみるのがおすすめです。「休日は一日中誰かと過ごすことが多いですか。それともひとりで過ごす時間も大切にしたいタイプですか」とそのまま聞くのもよいですし、「ひとりの時間ができたら、どんなことをして過ごすのが一番リフレッシュできますか」という質問からも、ひとりの時間の重要度が見えてきます。
Q依存から抜け出して、自立した安心感を持てるようになるにはどうすればいいでしょうか?
まずは、意識の矢印をお相手から自分自身に戻してあげることです。お相手からの返信を待つ間に、自分が本当に楽しい・心地よいと思える小さなご褒美の時間を作ってみてください。読書、スキンケア、新しいカフェの開拓など、何でも構いません。お相手がいなくても私は私で楽しく過ごせるという小さな成功体験を重ねることで、心に余裕が生まれます。

