お見合いや初デートの帰り道、どっと押し寄せる疲労感にため息をついていませんか?
「ずっと自分の自慢話ばかりする男性を笑顔でおもてなしするだけの時間になってしまった……」
と強い徒労感を抱えたり。
あるいは、
「お見合い中の沈黙が気まずすぎて、相手の顔を見るのが耐えられない。私のコミュ力が低いのかな……」
と激しい自己嫌悪に陥ったり。
当相談所の会員さまからも、お見合いの会話で疲れたというご相談をよくいただきます。
でも、安心してくださいね。
初対面の人と最初から会話を盛り上げるのって、誰だって難しいものなんです。
今回は、次に繋がらないとお悩みの方がついやってしまいがちなNGコミュニケーションと、会話で疲れないための大人の女性のふるまい方について、カウンセラーの視点からお話ししていきます。

お見合いのあとにぐったりしてしまうのは、あなたがそれだけお相手に対して誠実に向き合おうとした証拠。まずは自分自身に「今日もよく頑張ったね」と声をかけてあげてくださいね。
なぜお見合いの会話は疲れるの?自分の話ばかりする男性の心理
そもそも、なぜお見合いの会話でこれほどまでに疲れてしまうのでしょうか?
その背景にある男性の心理と、私たちの思い込みの正体を紐解いてみましょう。
まず、お見合いで自分の話ばかりする男性の心理ですが、彼らには悪気がないケースがほとんどです。
実は、
「沈黙が怖い」
「自分をよく見せて合格点をもらわなければ」
という焦りや過緊張からブレーキが壊れ、マシンガントークに走してしまっているのです。
つまり、あなたを楽しませる余裕がない証拠なんです。
それに対して女性側は、相手を不機嫌にさせまいと興味のない話にも過剰にリアクションをして、男性を心地よくしてしまいがち。
これが、男性側に
「俺のトークがウケている!」
と勘違いさせる原因になります。
ここでまずお伝えしたいことがあります。それは、
男性が会話をエスコートして、女性を楽しませるのが当たり前
というのは、もはや古い思い込みだということ。
令和の婚活は、女性側からも優しくリードして、お互いに楽しませ合う意識を持つことが、自分が疲れないための最大の防衛策になります。

相手の男性も、焦ってパニックになっているだけかもしれません。お互いに緊張している初対面だからこそ、どちらか一方がリードするのではなく、一緒にその場の会話を楽しむことが大切です。
今日からできる!男性の暴走を止め、気まずい沈黙を心地よい時間に変える3つの処方箋
では、具体的にお見合いでどのように立ち振る舞えばよいのでしょうか。
私たちエグゼクティブ マリアージュ結yunaで、会員様にお伝えしている3つのアプローチをご紹介します。
1. 相手の興味に興味を持つ
お相手の男性が、自分の知らない趣味や熱中していることを話し始めたとき、
「へえ、そうなんですね」
と一言で聞き流していませんか?
逆の立場になって想像してみてください。
自分が大好きなことや、これまで努力してきたことを「ふーん」と流されたら、とても寂しいですよね。
例えば、お相手の男性がアイドルグループについて話しているなら、
「今はどんなメンバーが活躍しているんですか?」
「どんなところに一番魅力を感じますか?」
など、一歩踏み込んで聞いてみるだけで、お相手は「自分を受け入れてくれた!」と嬉しくなり、承認欲求が満たされ、過度な自慢話や暴走が落ち着くことも多くあります。
自分の世界の枠を広げ、新しい魅力を知るチャンスだと思って、ぜひ寄り添って聞いてみてくださいね。
また、どうしても興味が持てない話題が続くときは、過剰なリアクションをスパッとやめてみましょう。
「あ、そうなんですね〜」と、あえて少しトーンを落とした引き算の相槌を打つことで、お相手に「あれ?響いてないかな?」と気づかせるブレーキを踏むことも、大人女性の立派なスキルです。
2. 相手の言葉を勝手に解釈せず、一歩踏み込んで質問する
お見合いで会話が疲れたと感じる原因の一つに、相手のプロフィールを見て先回りしすぎることが挙げられます。
当相談所の会員さまでも、こんな事例がありました。
アクティブでお出かけ好きな女性会員さまが、お見合い相手の
「休日は家でゴロゴロして、最近は庭いじりをしています」
という言葉を聞いて、
「あ、この人と結婚しても、一緒にお出かけしてくれなさそう。イメージと違うな」と勝手に解釈して交際をお断りしようとされたのです。
でも、それって本当でしょうか?
平日はお仕事を全力で頑張っているからこそ、休日は脳を休めたいのかもしれません。
「もし結婚して一緒になったら、奥さんが行きたい場所にたくさん出かけたい」と思っている可能性だって十分にあります。
お相手の現在のライフスタイルだけで「この人はこういう人だ」と想像で決めつけず、
「どうして休日はお家で過ごすことが多いんですか?」
と、一歩踏み込んで質問してみましょう。
大人の関係作りには、勝手な解釈ではなく、相手を正しく理解しようとするコミュニケーションが不可欠です。
3. 沈黙を相性チェックの指標にする
「沈黙=悪」だと思っていませんか?
だから気まずくて、無理に喋ろうとして疲れてしまうのです。
エグゼクティブ マリアージュ結yunaでは、沈黙を
お互い焦らずに、温かいお茶を飲める空気感があるかどうか
を測るリトマス試験紙として捉え直すことをおすすめしています。
無言の時間すらも心地いいと思える相手なのか。
それとも、どうしても耐えられないほど波長が合わないのか。
沈黙を相性チェックのひとつとして活用するマインドを持てば、お見合いの場がぐっと楽になりますよ。

「家でゴロゴロしています」という一言の裏には、平日に頑張りすぎているから、週末は自分を整えている、という男性の人間らしい一面が隠れているのかも。自分の解釈のフィルターを外して、ぜひお相手に優しい質問を投げかけてみてくださいね。
男性任せにしない!大人女性が会話をリードする方法
お見合いの会話を男性任せの運ゲームにしないために、最後に意識していただきたいのが会話のボリュームバランスです。
どちらか一方が話しすぎてしまうデートは、
「相手を知れなかった」
「自分を表現できなかった」
とお互いに不満感が残ります。
私たちが推奨する理想のバランスは、
【相手が6:自分が4】です。
質問のオウム返し+「私の場合は……」でターンを変える
もしお相手が自分の話ばかりで止まらないときは、お相手のキーワードを1つ拾って自分のターンに引き寄せてみましょう。
「〇〇なんですね!あ、そういえば私も……」と、会話の主導権をほんの5秒だけ握って自分の話をプラスするのです。
男性から質問されたときも、「私は〇〇です」と答えるだけで終わらせず、
「〇〇さんはどうですか?」
と必ず質問を返してあげてください。
男性にリードを丸投げせず、女性側からもトピックを1つ提供して会話をほんの少しリードする意識を持つだけで、会話のバランスは劇的に改善します。
過去のパートナーやこれまでのお見合いの「悪口は絶対にNG」
会話をリードする上で、これだけは徹底していただきたいルールがあります。
それは、過去にお付き合いした方や、これまでにお見合いした人、あるいは元旦那さんの悪口を絶対に言わないことです。
厳しいようですが、そのお相手を選んだのは過去の自分自身でもあります。
すべての出来事は、自分で自分の世界を作っている結果、という視点に立てるようになると、他人に人生の主導権を握られなくなり、悪口を言うこともなくなります。
自分の幸せを自分で掴み取るためにも、過去のネガティブな思い出は心に留め、前を向いてお話ししましょう。

会話のボリュームを【6:4】に保つことは、お互いへのリスペクトでもあります。そして何より、自分の発言に責任を持つこと。私が選んだ世界なんだという凛とした自己責任マインドが、あなたのこれからの結婚生活を何倍も自由で幸せなものにしてくれますよ。
まとめ | 今日から始める、あなたが心地よいコミュニケーション
お見合いや初デートの会話で心がすり減ってしまったときは、今回お話しした大切なポイントをそっとおさらいしてみてくださいね。
- 相手の「興味」に興味を持つ: 知らない話題も、世界を広げるチャンス。一歩踏み込んで問いかけてみる。
- 勝手に解釈しない: 相手の表面的な言葉だけで決めつけず、背景にある想いを聞いてみる。
- 沈黙を味方につける: 沈黙は気まずい時間ではなく、お互いの空気感や波長を測る大切なリトマス試験紙。
- 「6:4」のバランスを意識する: 男性にリードを丸投げせず、ほんの5秒だけこちらからもリードして自分の話もプラスする。
お見合いは、お相手をジャッジする場でも、あなたが男性をおもてなしする場でもありません。
これからは、あなた自身がその空間を心地よく楽しむ主役になってみませんか?
古い思い込みをそっと手放し、お互いを楽しませ合うエレガントなコミュニケーションへ。
あなたの素晴らしいパートナシップへの一歩を、心を込めてサポートいたします。

色々とお話ししましたが、まずは次のお見合いでどれか一つ、できそうなことから試してみるだけで十分ですよ。あなたが笑顔で、リラックスして過ごせる時間が少しずつ増えていきますように!
よくある質問(FAQ)
Qお見合い中、男性がずっと自分の話ばかりで、こちらには喋らせてくれません。どう切り抜ければいいですか?
その場は笑顔で無理に盛り上げようとせず、少しトーンを落とした相槌を試してみてください。また、彼の話に出てきたキーワードを拾って、「〇〇といえば、実は私も最近……」と、共感から自分のターンに繋げるように話を切り替えてみましょう。それでも全くこちらに質問を振る余裕がないお相手であれば、仮交際に進むかどうかをカウンセラーと一緒に冷静に判断しましょう。
Q沈黙が続いてしまい、気まずい思いをしました。沈黙になった瞬間、どんな第一声を発すれば自然ですか?
無理に特別なトピックを探そうとせず、目の前にある今この瞬間の共有を言葉にするのが一番自然です。「ここのコーヒー、すごく香りが良くて美味しいですね」「今日はお天気が良くて気持ちいいですね」といった、五感にまつわる一言なら、お相手も「本当にそうですね」と力を抜いて答えやすくなります。沈黙を敵だと思わず、お茶を一口ゆっくり飲む時間に変えてみてくださいね。
Q相手の言っていることに共感できない時や、興味のない趣味の話の時は、どう反応すればよいでしょうか?
その趣味自体に共感できなくても、「彼がなぜそれを好きなのか」という熱量や背景に興味を持ってみましょう。「その趣味はどういうきっかけで始められたんですか?」「お仕事の気分転換になるんですね!」といった聞き方なら、知識がなくても自然に会話が深まります。自分が知らない世界の扉を開く気持ちで、まずはお相手の興味の源泉に寄り添ってみてください。
Q男性に楽しませてもらいたいという気持ちがどうしても捨てきれません。
大切に扱われたい、楽しませてもらいたいと思うのは、自然に湧き出る気持ちです。ただ、相手も同じように緊張していて「楽しませる余裕がない」状態であることも多いのです。「楽しませてもらう」のを待つ受け身の姿勢から、ほんの5秒だけ自分から話題を振るようにアップデートしてみると、実は男性もすごく救われて、そこからあなたをスマートにエスコートしやすくなります。お互いに心地よい時間を作るための共同作業だと捉えてみましょう。

