「お見合いの席で会話も弾んだし、お相手のスペックも文句なし!」

「なのに帰宅すると疲労感だけが残って、相手に惹かれる感情が全然湧いてこない……」

キャリアを積み、第一線で活躍されている会員さまから、こういったご相談をいただく機会が多くあります。

会員さまもお相手の方も、お互いにスマートで仕事ができるからこそ、そつなく1時間を過ごすことは難しくありません。

けれど、気づけば話題は仕事や経歴、条件のすり合わせばかりになり、まるで採用の一次面接のようになってしまう……。

もし、お見合いが職務経歴書の確認になっている、面接みたいと言われて断られた、とお悩みでも、どうか自分を責めないでください。

それは、あなたが仕事で培ってきた優秀なロジックを、そのまま婚活の場に持ち込んでしまっているだけなのです。

今回は、数々の成婚カップルを温かく見届けてきたカウンセラーの視点から、評価の会話を感情の対話へとシフトさせ、お相手に「また会いたい!」と思わせる本質的なアプローチをお届けします。

宇野ユウナ

お見合いでも仕事モードでお相手に向き合ってしまっていませんか?今日は、1時間で「また会いたい!」と思われる会話のコツをお話ししますね。

なぜ真面目で優秀な人のお見合いは面接になってしまうのか?

仕事で大きな成果を出してきた方ほど、無意識に次のような思考でお見合いに臨んでしまいがちです。

  • 目的定義とリスク排除: 結婚相手として相応しいか、年収・学歴・価値観などの条件を細かく精査する
  • 事実の確認: どんな部署でどんな役職か、休日は何をしているか、を掘り下げる
  • 自己防衛: 素の自分を出して拒絶されるのを恐れるあまり、自信のある優秀なビジネスパーソンを演じてしまう

ビジネスシーンであれば、どれも優秀な人の仕事術そのもの。

けれど婚活の場で正しさばかりを追い求めると、知らず知らずのうちにお相手をジャッジするような視線になってしまいます。

条件の評価だけを目的にお見合いを重ねても、心の距離は一向に縮まりません。

お相手からすれば「品定めされている」「詰められている」と感じて表情が固まってしまいますし、あなた自身も面接官役をやりきって疲れ果ててしまうのです。

婚活で本当に大切なのは、「ロジック=論理」と「エモーション=感情」のスマートな使い分け。

プロフィールで分かる事実確認は最小限に抑え、対面だからこそ感じ取れるお相手の感情に心を傾けてみてください。

宇野ユウナ

仕事で優秀な人ほど、「リスクを排除しよう」「条件を確かめよう」とロジカルに考えてしまいがちです。ですが婚活では、「正しい対話」ではなく、「心が通う対話」を意識してみましょう。

事実ではなく感情を聞く対話術

では、どうすれば職務経歴書のおさらいのようなお見合いから抜け出せるのでしょうか。

エグゼクティブ マリアージュ結yunaで会員さまにお伝えしていることは、非常にシンプル。

質問の角度を、事実から感情へ切り替えることです。

「事実」と「感情」の違い

  • 事実の質問=面接になりやすい: 「〇〇の部署にお勤めなんですね。具体的にどんなプロジェクトを担当されているんですか?」
  • 感情の質問=心が通いやすい: 「お仕事大変なことも多そうですが、一番達成感を感じた瞬間ややりがいを実感する時ってどんなときですか?」

相手の状況ではなく、その時どう心が動いたかを尋ねると、一気にその人らしい人柄や価値観が浮かび上がってきます。

知識や経験が豊富な方ほど、知性に頼って場をコントロールしようとしがちですが、もうひとつ欠かせないのが、あなた自身の隙をそっと見せること。

完璧な自分を演じようと、仕事モードの鎧を固く着込んでいると、お相手も警戒して心を閉ざしてしまいます。

「私、実はうっかり者で」
「最近ちょっとした失敗をしちゃって」

と、自分の小さな失敗談や素の気持ちをあえて先に見せてみる。

それだけで現場のピンと張り詰めた空気がふっと和らぎ、お相手も安心して本音を打ち明けてくれるようになります。

お見合いの1時間は、条件に適合するか審査する場ではありません。

お互いにリラックスして、居心地よく楽しくお茶ができたかを確認する時間なのだと、目的をあたたかく持ち直してみることをおすすめします。

宇野ユウナ

プロフィールを見れば分かる事実ではなく、その時どう感じたか、という感情にスポットを当ててみてください。さらに、自分の小さな失敗談などの隙を最初に見せることで、お相手も安心して心を開いてくれますよ。

1時間で「また会いたい」を引き出すために!10のNGリスト

これまでカウンセラーとして現場で見てきた事例をもとに、お見合いから仮交際がスムーズに進む方々が気をつけているポイントをまとめました。

これだけは避けたい10のNGリスト、ぜひご自身の会話を振り返るヒントにしてみてください。

① 自分の意見を言わない

相手に合わせるばかりで自分の意見や感情を表現しないと、

「主体性がないのかな」
「何を考えているか分からない」

と思われてしまいます。

自分の考えはしっかり言葉にしていきましょう。

② 話が一方通行

自分の話ばかりに終始して相手の話を聞かない姿勢は、

「つまらない」
「自分に興味がないのかな」

という印象を与えます。

会話のバランスは「自分 4:相手 6」を心がけましょう。

③ 質問が少ない

質問=あなたへの興味の証です。

お相手の話に対して、

  • 「なんで?」「どうして?」と深く掘り下げる縦の質問
  • 「他にはどんなことが?」と視野を広げる横の質問

この2つの視点を意識して投げかけてみてください。

④ 緊張しすぎて話せない

緊張で言葉が詰まってしまいがちな方は、事前に話題や質問したいことを準備・シミュレーションしておくのがおすすめです。

頭の中で整理しておくだけで、当日の言葉の出やすさが大きく変わります。

⑤ リアクションが薄い

反応が乏しいと、

「一緒にいて楽しくないのかな」

とお相手を不安にさせてしまうもの。

リアクションは、自分が思っているよりも少し大きめ(1.2倍)を意識するくらいでちょうどよく届きます。

⑥ 話題が偏っている

自分の趣味や専門分野の話ばかりで共通点がないと、盛り上がらない不完全燃焼な時間に。

自分からお相手の関心ごとに興味を寄せる姿勢を、大切にしたいところです。

⑦ 相手の話を遮る

お相手が話している途中に被せて持論を展開したり、オチを予測して先回りして喋ってしまうのは避けたいところ。

ロジカルな方に多い癖ですが、話している側は想像以上にモヤモヤを感じています。

⑧ 自己否定が多い

「どうせ私なんて」と自分を卑下する発言が多いと、どうしても全体が暗い印象に傾きます。

謙遜が行き過ぎてネガティブになっていないか、少しだけ気を配ってみてください。

⑨ 過剰に謙虚過ぎる

せっかく褒められたのに「いやいや、そんなことないです!」と強く否定しすぎると、かえって頑なに見えてしまうことも。

「ありがとうございます!」と笑顔で受け取るほうが、ずっと魅力的で愛されます。

⑩ 自分の感情を表現しない

自分の感情を素直に表現しないと、お相手はあなたが何を感じているのか掴めず、気持ちのすれ違いを生んでしまいます。

「嬉しい」「楽しい」「美味しい」「ちょっと緊張しています」など、今感じていることを自分から積極的に伝えていきましょう。

宇野ユウナ

交際に入っても1〜2回のデートで断られてしまう…という方は、この10個のチェックリストを見直してみてください。特に10個目の自分の感情を素直に伝えることは、お相手と絆を深めるための絶対的な鍵になります!

まとめ | ロジックを手放し、素のあなたで愛される婚活を

日々真剣に仕事に向き合っているあなたは、これまでご自身の努力とロジックで、数々の素晴らしい成果を掴み取ってこられたはず。

その歩みは本当に誇らしいものです。

けれど、結婚生活という感情の営みにおいて、ロジックは時にノイズになってしまうケースがあります

お見合いで必要なのは、完璧な職務経歴書の提示でも、条件の品定めでもありません。

「あなたと一緒にいて心が温かくなったか」
「素の感情を分かち合えたか」

という、ぬくもりのある感情の交流です。

仕事の鎧をそっと脱ぎ捨てて、感情を素直に表現できるようになると、驚くほど婚活の景色は変わっていきます。

「頭では分かっていても、どうしても仕事モードが抜けない」
「自分一人だと、つい面接官になってしまう……」

そんなときは、どうぞいつでも私たちを頼ってくださいね。

あなたが積み重ねてきた素晴らしいキャリアや知性を大切に活かしながら、お相手の心をグッと引き寄せる「あなたらしい愛され方」を、一緒に見つけていきましょう。

宇野ユウナ

あなたがこれまで築いてきたキャリアや知識は、本当に素晴らしい強みです。そこにほんの少ししなやかさと素の感情をプラスするだけで、素晴らしいご縁に繋がっていきますよ。

よくある質問(FAQ)

Q
条件や価値観のすり合わせは、お見合いで聞いてはいけないのでしょうか?

A

聞いて構いませんが、質問の順番と聞き方が大切です。 例えば、いきなり「子供は何人欲しいですか?」「家事分担はどう考えていますか?」と単刀直入に尋ねると、面接感が出てしまいます。まずはお互いの人柄や感情の交流を深め、場の雰囲気が和んでから「ちなみに休日はどんな風に過ごすのが理想ですか?」など、会話の流れに乗せて自然に尋ねるのがコツです。

Q
相手が面接官のように質問ばかり攻めてくるタイプだった場合、どう対処すればいいですか?

A

相手から受ける事実の質問に対して、感情で打ち返してみましょう。 相手も緊張して仕事モードになっている可能性が高いです。例えば「お仕事は何年目ですか?」と聞かれたら、「〇年目です。最初は覚えることが多くて大変でしたが、最近はやっとやりがいを感じられるようになって楽しいですよ!」と感情を乗せて返すと、緊張の糸がほぐれやすくなります。

Q
自分の感情を素直に出すのがどうしても苦手です。最初の一歩はどうすればいいですか?

A

まずは、小さなポジティブ感情を言葉にする練習から始めましょう! 完璧に自分を開示しようと気負う必要はありません。「このお茶美味しいですね」「今日はお会いできて嬉しいです」「少し緊張しちゃっています」など、その場で感じた小さなプラスの感情や正直な気持ちをそっと伝えるだけでも、お相手への伝わり方はガラリと変わります。

Q
相手に興味が持てず、深掘りする質問が思い浮かばない時はどうすればいいですか?

A

相手の条件ではなく、その人の選択や背景に好奇心を持ってみてください。どんな仕事かに興味が湧かなくても、「なぜその仕事を選んだんだろう?」「どんなことに喜びを感じる人なんだろう?」という人そのものへの興味に視点を変えてみてください。質問=相手へのリスペクトだと思って投げかけると、思いがけない共通点や魅力が見つかることも多いですよ。

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